平和というやつは黙って待っていればやってくるものではない。血を流し、呻きながら恒久平和の門を一つ一つこじ開けていく。それしかない。そんな心境だよ今の私はな・・・
高杉英作
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紺碧の艦隊は、1993年12月から2003年8月にかけてOVAとして放映されていた神田武幸(第三期まで)又野弘道(第四期から)監督、荒巻義雄原作のアニメである。 原作小説はその後の架空戦記ブームに火をつけ、同一の世界設定をもとに2つのシリーズを同時並行的に執筆しただけでなく、それぞれのシリーズを別々の出版社から出版するという、出版業界として極めて異例な形をとったことでも話題となった。 このアニメは架空戦記という設定ながら、その実政治的な要素が作品の要となっており、戦闘シーンが殆ど無いこともあるがファンにとってはそれも魅力である。 また長い期間放映されたため回を追っていくごとに画質が向上していくのもまた、作画技術の進歩が見られる。 戦闘シーンにおいては作画の都合上か、無傷の勝利が多々ありインターネットの掲示板等ではチートと揶揄される事もあるが、この作品のファンが自虐的に言っている場合が殆どである。 。
高杉英作
作戦行動中、主席参謀との会話において。戦争がひどく虚しく、軍人という仕事が罪深いと思いながらも今それをやめるわけにはいかないという決意を表す言葉。