良寛さんのあらすじ・作品解説
良寛さんは2003年7月12日に公開された70分の劇場用アニメーション作品である。 テレビ愛知の前会長・國保徳丸氏が良寛さんの温かい心を現代の子供達にも知ってもらいたいと企画し、企業などから1億円を集めて制作した。その企画に賛同した俳優の菅原文太が良寛の声を担当し、良寛と同じ新潟出身である歌手の小林幸子がナレーションを担当、当時の平山征夫新潟県知事も長岡藩主役で声を担当している。 監督はアニメーション監督の安納正美が担当している。 良寛にゆかりのある新潟県や岡山県などでホール上映され、2004年1月にはテレビ東京系でも放送された。その後、もう一度観たいの反響にこたえるため、東映ビデオからDVDが2004年12月10日に発売されている。 1758年に新潟で生まれ、1833年まで生きた良寛の伝記物語である。自然や子どもを愛し、生涯の修行の日々の中での人々との出会いや別れを通して生きてるものを大切にという教えを大切にした良寛の姿が描かれている。