機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)の評価
機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際にアニメを観たレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)の感想
UCのニュータイプ論=人としての成熟が「分かり合う未来」を生む
アムロとララァが見た「ニュータイプ」という未来、それは誰も描けない理想なのか?「機動戦士ガンダムUC」(以下ユニコーンと呼ぶ)は、「機動戦士ガンダム」(以下ファーストと呼ぶ)からの流れでありながら、他のガンダム作品でほとんど深められなかった「ニュータイプ」という存在を真摯に扱った作品だ。1979年放送されたファーストではアムロ・レイの戦争における極限体験を通して人類が進むべき道として「ニュータイプ」という概念を提起した。これはエスパーや超人ではなく「人間同士が分かりあうために相互理解の能力が高まった姿」だったはずである。敵であるアムロとララァの精神が邂逅し、悲劇に終わるとはいえ、互いを理解しあう。ララァは死んでしまったけれど、最終局面で仲間たちを守るためにニュータイプ能力をフルに使うアムロ、そして未来を担うべき新世代:カツ・レツ・キッカたちが皆も気づかないうちにニュータイプとして覚醒し...この感想を読む