星を追う子どもの評価
星を追う子どもについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際にアニメを観たレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
星を追う子どもの感想
スタジオジブリ映画みたい
宮崎アニメっぽさすごく丁寧な作画をされているのが印象的です。アニメーションのクオリティーに驚かされました。「星を追う子ども」制作を指揮した監督は、宮崎アニメの存在をとても意識されたようで、その要素を所々に強く感じます。画風の違いはあるものの、スタジオジブリで制作されたアニメ作品と言われても、納得してしまうものがあります。まず、宮崎アニメテイストを強く感じられたのは、アニメ本編における時代・場所の背景です。時代背景としては、現代社会なのではなく、微妙に昔の時代で描かれています。「星を追う子ども」主人公である渡瀬 明日菜(わたせ あすな)の持つラジオの存在は、それを表す象徴といえます。さらに、明日菜の自宅における家電も現代モデルのものではなく、50年ほど前の時代の家電が描かれています。そして、場所背景においても、都心部ではなく田舎町を背景に描かれており、「となりのトトロ」を彷彿とさせるものが...この感想を読む