ハウルの動く城の感想一覧
映画「ハウルの動く城」についての感想が4件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
ハウルが超絶イケメン
とにかくハウルがカッコよかったです。金髪ハウルはもちろんのこと、黒髪ハウルになっても軍服ハウルもどのハウルもイケメンすぎてキュンとしました。ジブリのキャラクターには珍しくナルシストな感じが、ある意味キムタクにとってはハマり役となってると思いました。ですから、時折あのキムタク特有のこってりとしたしゃべり方が出てくるのも許せました。ストーリーについては、後半にかけて、戦争のシーンがあったりサリバン先生との対立があったり、はたまたソフィーとの恋愛があったりと要素が盛りだくさんでした。そのため、若干ストーリー自体がごちゃっとしてしまっているような気がします。映画のなかの短い時間でまとめるのは難しいかもしれませんが、もう少し1つの要素を掘り下げるような演出があれば、より作品に引き込まれたかもしれないと感じました。あともう一点、 ソフィーの声が少し残念に感じました。これはほぼ一人二役の様なものなので...この感想を読む
一度しか観ていないけれど
また観たら感想が変わりそうな作品です。初めて観た時は、声優がキムタクということで微妙だなと思いながら観てしまい、面白いような面白くないような…ふわふわした感じの感想を抱きました。しかし、ハウルはキムタクでイメージぴったりだと思います。泣き虫で、泣きながらグチャグチャになっているシーンがとても印象的で、失礼かもしれませんがそのシーンを観た瞬間、私の中のキムタクのイメージとハウルがピタリと当てはまった感じがしたんです。面白いと感じる所が人それぞれ、本当にバラバラな作品なんじゃないかなぁと思います。また機会があれば、機械が大好きな子供たちと一緒に観たいです。
声が
作品としては非常に面白いですが、やはりヒロインの声が倍賞さんというのは少し無理があったような気がします。確かにヒロインがおばあちゃんの姿の時は倍賞さんの演技はまさにはまり役と思えるのですが、若い姿に戻った時などは少々、いやかなりの違和感を覚えてなりません。こえは倍賞さん自身の問題ではなく、やはり年齢が大きくことなるキャラクターを演じるのは中々に難しいということなのです。それでも映画を見続けて行くと次第に気にならなくはなるのですが。少し間が開いて、見直したりすると彼女の声でいきなり違和感に包まれ、それに慣れることはおそらくありません。発想自体は面白いのですが、やはり素直に若い時は若い方をキャスティングしておいたほうがよかったのではないかと思います。
キムタクの印象が強い
良くも悪くもキムタクの声優が目立つ作品。キムタクが声優だったからハウルのかっこよさが際立ったし、かっこよすぎて途中からはハウルではなく、キムタクにしか見えなかった。そしてジブリと言えば現実世界から少し離れた夢が描かれているけれど、声の印象が強かったせいか、イマイチ世界に入り込めなかった。それでも魔法と機械の融合はとても魅力的で、特にハウルの城はじっくりと見ていたいくらいだった。スイッチが変わるたびに外の世界が変わるのもおもしろいし、しゃべる炎のカルシファーのキャラクターもかわいい。背伸びしているマルクルの食事シーンはいつものジブリの様においしそうだった。ハウルとソフィーの関係以外にも楽しめる要素が詰まっている。