アップルシード APPLESEEDのあらすじ・作品解説
『アップルシードAPPLESEED』は、東宝の配給で2004年4月17日に公開されたCGアニメ映画である。原作は、1985年2月から1989年4月にかけて「コミックガイア」で連載された士郎正宗の漫画作品『アップルシード』である。監督は荒牧伸志が務め、アニメーション制作はデジタル・フロンティアが行った。 また音楽には、世界的に活躍している坂本龍一やBOOM BOOM SATELLITES、Basement Jaxxなどの楽曲が使われている。 物語は、第5次世界大戦によって荒廃した近未来を舞台にしている。主人公は、大戦後の廃墟で何とか生き延びていた女性兵士・デュナンである。ある日彼女は、人とクローン人間・バイオロイドが暮らしている理想都市オリュンポスに連行される。この都市でデュナンは、全身をサイボーグ化している恋人・ブリアレオスと再会する。そしてデュナンは、人類とバイオロイドの未来を決定づける鍵になる「アップルシード」をめぐる戦いに巻き込まれていく。