少年たちのあらすじ・作品解説
少年たちは、NHKにて1998/12/05~12/19まで「NHKドラマ館」枠で放送された全3話のテレビドラマである。 家庭裁判所の新米調査官・広川一が少年少女たちに真正面から向かい事件の真相を解明していくシリーズの第1作目であり、2001年にシリーズ2、2002年にシリーズ3がそれぞれ放送されており、全シリーズで脚本を矢島正雄が担当、上川達也が主演している。 松下圭(相沢雅紀)は松下検事の息子で万引きに加えて窃盗、恐喝、器物破損などを起こしており、「人生はいらない、いつもそう思っていると」と話す、16歳には見えない落ち着きをもった少年であった。 父・松下検事からしつけ以上の暴力を振るわれていたのではないかと感じた広川は、圭との親子面接に立ち会うことにする。二人のやり取りを見て、不安に感じた広川は主任に圭を担当させて欲しいと願い出るのである。 そんな家庭裁判所に父親を殺害したという角田晋也(山下智久)が送られてきた。