家族天気図のあらすじ・作品解説
家族天気図は、NHKの少年ドラマシリーズ枠にて1980/12/22~1980/12/27まで放送されたテレビドラマである。 坂の上の新興住宅地に住む平凡な家庭・森岡家の人々を中心とした人間模様を描き、当時の社会を反映した家族問題や家族愛を描いている。 続編として第2部が1981/3/23~3/28まで放送され、いずれも全6回、月曜~土曜の18時~18時30分まで放送されていた。 盛岡家は父・邦男(土屋嘉男)、妻・弘子(小林千登勢)、長女・理恵(松原千明)、長男・葉一(菊地正之)、次男・光彦(宮廻夏穂)、次女・美奈子(斉藤ゆかり)の6人家族である。 次女・美奈子が少女雑誌のペンフレンド募集に応募したことから家出少女が頼ってきたり、孤独な老人の虚言をきっかけに家庭の信頼を失っていく次男・光彦の困惑と苛立ち、次男・光彦のもとに警察に追われる友人・及川などが現れるなど、当時の家族や社会の世相を反映しており、続編の2部では自殺や事件なども題材としている。