刑事犬カールのあらすじ・作品解説
刑事犬カールは１９７７年９月１２日から１９７８年６月５日まで、TBS系で月曜日午後７時３０分から３０分枠で放送された全３９話の子供向け刑事ドラマである。 主人公は当時アイドルであった木之内みどりが演じる婦人警官高杉洋子とジャーマンシェパードのクラッフォー・オブ・ツカサドールが演じる警察犬カール号であった。（「警察犬」という単語はあるが「刑事犬」という単語は存在せず、この番組の造語である。） 物語は、担当訓練士・洋子と刑事犬カールの名コンビが毎回引き起こされる事件を解決していくというストーリーで、カールが人間では思いつかないような手がかりを見つけ出し解決に導いていく展開で、大人が見ても楽しめる作品であった。 当時は動物が演じるドラマや映画が多くない時代でカールの賢さや、演技能力の高さに視聴者の驚きと感動を呼んだ。 犬が演じるということで警察ドラマが好きな子供達だけでなく、動物好きの子供達の注目をも集めたドラマであった。
