ようこそ、わが家への評価
ようこそ、わが家へについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際にドラマを観たレビュアーによる評価が4件掲載中です。
各項目の評価分布
ようこそ、わが家への感想
日常に潜むサスペンスをゆるやかに
他人事ではない日常に潜む事件平凡な日常の中で、予想もしなかったことが原因で、「家族全員が何者かに狙われ被害者になる」ということが、確かに誰にでも起こりうるかもしれない、と感じさせられるドラマ。 善良に生きているつもりでも、ふとしたことから誰かを傷つけたり不快な想いをさせてしまってることは誰にでもあることかもしれない。とにかく余計なトラブルを起こさないようにと、日々、目立たず、余計なことは言わず、事なかれ主義を貫く健太がたまたま勇気を振り絞って公衆の面前で声をあげたことで家族全員がストーカー被害の被害者になってしまったわけだけど・・・「じゃあやっぱり声なんてあげない方がいいじゃない」と思わせない描き方になっていたのはよかったと思う。そこは、人間ドラマに定評のある池井戸作品ならでは、かもしれない。事件を通して、家族を守りたい本能が目覚め、悩みながらも己の弱さを克服しながら犯人と立ち向かって...この感想を読む