咲くやこの花のあらすじ・作品解説
咲くやこの花は、2010年1月9日から3月20まで、NHKで放送された時代劇のドラマである。百人一首をテーマとして取り上げた。 江戸時代、百人一首が好きだが、地味に目立たずに生きていくと決めた主人公が、「大江戸かるた腕競べ」に出場することになり、思わず勝ち進んでしまう。それから人々に注目され、また初詣で出会った、仇討ちを志す浪人に恋をする中で、成長していく物語である。 主人公のこいには成海璃子、浪人の由良には平岡祐太、こいの母に余貴美子、その他、寺田有希、内田滋、でんでんらが出演した。語りは中村梅雀が務めた。時代劇としては珍しく、百人一首を扱ったこと、主演2人が時代劇初出演だったこともあり、注目を集めた。またゲストとして、徳川家斉に寺泉憲、第7話に木村理恵、最終回に斎藤歩が出演をした。脚本は藤本有紀、演出は佐藤峰世、富沢正幸、佐々木善春、主題歌は初音が作詞・作曲も行った「また逢いたい」である。