カイバのあらすじ/作品解説

カイバのあらすじ・作品解説

『カイバ』は、2008年4月10日から同年7月24日にかけてWOWOWで放送された、監督/湯浅政明、アニメーション制作/マッドハウスによるテレビアニメである。監督を務めた湯浅政明は、マッドハウスと共に原作も担当した。このテレビアニメは、2008年度の文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞している。 『カイバ』は、人の記憶をテーマにしたSFアニメで、タイトルは記憶に深く関係している脳の器官・海馬から取られている。また、キャラクターは手塚治虫の画風に似たデザインに、背景はまるで絵本のように仕上げられている。 物語は、人の記憶がデータ化できるようになった世界を舞台にしている。記憶のデータ化が可能なので、記憶を他の身体に入れ替えることや、記憶の売買などが行われている。そして主人公は、物語の冒頭では少年の姿をしている記憶喪失者である。主人公は、記憶を喪失したまま星々をめぐり、徐々に自分の記憶を取り戻していく。

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