OL銭道のあらすじ・作品解説
OL銭道は、ANBにて2003/04/11~2003/06/20まで「金曜ナイトドラマ枠」で放送された全11話のテレビドラマである。 漫画作品「なにわ金融道」で知られる青木雄二の「OL銭道」を原案とし、脚本を高橋ナツコ、金杉弘子が担当、主人公・田丸あやめを菊川怜が演じている。 東京大学工学部建築学科卒業の知性とすらりとした容姿を持つ才媛・菊川怜を主人公に起用し、大手金融機関が経営危機に陥った時代背景や不況、経済状況などを反映しているほか、社会問題となったクーリングオフや不動産詐欺、内職商法の手口や対策が登場し話題を集めた。 貯金が大好きでお金の無駄遣いを何より嫌うOL・田丸あやめは、中堅商社・ひだまり商事の経理部に勤務している。ある日、あやめは5年前にわかれた元カレ・金城真一(沢村一樹)と再会する。金城は、あやめの勤務する会社に途中入社したのである。 再開して早々、金城はあやめに借金を申し入れてきた。説明を求めるあやめに対し、金城は「60万円で英会話教材を買わされ、貯金がなくなった」という。