太陽は沈まないのあらすじ・作品解説
「太陽は沈まない」は2000年4月から6月にフジテレビ系で放送されたテレビドラマである。木曜10時の「木曜劇場」枠で放送されたドラマで、主演は滝沢秀明である。 物語は主人公・真崎直(滝沢秀明)の母親が亡くなるところから始まる。突然意識を失い、翌日に帰らぬ人となった母親の葬儀中、直は遺骨の中から手術用のメスを発見し母親の死に疑問を抱き始める。病院側の医療ミスを確信した直は弁護士の桐野セツ(松雪泰子)と共に真実を追うが、相手は地元に密着した大病院であり、地域経済の支援をしていたため次第に直とその一家は孤立し周囲からは心無い誹謗中傷を受けてしまう。 世の中全てに絶望しかけていた直であったが、同級生達の励ましが力となり裁判を戦い続ける。一計を案じ、この医療裁判が世間から注目を集めるとそれまで圧倒的不利であった立場が一転、国の医療全体の在り方を問う大裁判へと発展し真実へとたどり着くこととなった。病院側は医療ミスを認める言葉こそなかったものの裁判は直の勝訴となる。