凍りつく夏のあらすじ・作品解説
凍りつく夏は、YTVが制作し日本テレビ系列にて1998/07/06~1998/09/14まで、毎週月曜日に放送された全11話のテレビドラマである。 脚本を江頭美智留、横田理恵、シンガーソングライター・鈴木祥子による「たしかめていてよ」が主題歌に採用され、エンディングテーマに主人公の弁護士・及川夏希を演じた室井滋が担った。 一見すると幸せそうに見える家庭、しかし実際には人々の耳目を引く悲劇が隠されている、そんな一家をめぐるサスペンスストーリーである。 弁護士・夏希は、エリート然とする及川研一と(佐野史郎)と出会い結婚した。研一には3人の子どもたちがいて、いずれも礼儀正しく一見するといい子どもたちである。 しかし、長男・正樹(柏原収史)は夏希の知らないところで恋人に暴力をふるい、長女・奈緒(小嶺麗奈)は反抗的な鋭い目つきで夏希に接し、唯一懐いてくれるのは次男・祐介(藤原竜也)だけだった。 ある日、夏希は研一が子どもたちに暴力を振るっていたことや、研一の前妻が失踪していたことを知るのである。