火怨・北の英雄 アテルイ伝のあらすじ・作品解説
火怨・北の英雄 アテルイ伝は、NHK BSプレミアムの「BS時代劇」枠にて放送された日本のテレビドラマで、全4話放送された。また、このドラマの放送後、NHK総合の土曜ドラマ枠で前後編に再編集したものが放送されている。 原作は、高橋克彦の小説「火怨 北の耀星アテルイ」。この作品は高橋克彦の「陸奥三部作」の一つで、他の2作品は「炎立つ」「天を衝く」。脚本は西岡琢也である。 この作品は、古代日本の東北地方を舞台とし、東北平定を成し遂げようと攻めてきた朝廷軍に対し、命を捨てて戦い一族の未来を救ったとされる古代東北の英雄阿弖流為の生涯を描いた物語である。 主人公の阿弖流為は大沢たかおが演じた。阿弖流為は、弓馬の名人で胆沢の族長の息子である。高梨臨演じる妹の阿佐斗がヤマトに連れ去られたと知ると、妹の奪還をするためにヤマトの拠点を襲撃し、奪還に成功する。それが阿弖流為が朝廷と対立してゆく契機となった。 このドラマは、DVD全2枚のDVDが発売された。