悪魔が来りて笛を吹くのあらすじ・作品解説
悪魔が来りて笛を吹くは、TBS系列の「横溝正史シリーズI」として放送されたドラマである。このドラマは、古谷一行演じる探偵・金田一耕助が活躍する人気シリーズの一つ。 原作は横溝正史の同名長編推理小説で、このドラマ以外にも金田一耕助を西田敏行が演じた映画や片岡鶴太郎が演じたテレビドラマなどあり、何度も映像化されている横溝正史小説の人気作品のひとつである。 この作品は、元子爵の名家である椿家の中で起こる難事件に、金田一耕助が持ち前の頭脳を生かして事件を解決する探偵推理ドラマである。銀座の宝石店で集団殺人と宝石の窃盗という凶悪事件のが起こる。しかし、その犯人とされる江原真二郎演じる子爵の椿英輔は自殺。しかし、その子爵の娘は金田一のもとに父の残した謎の遺書を持参し、父が生きているかを占う砂占いに同席してほしいと依頼する。そして訪れた椿家で金田一は新たな殺人事件に遭遇し、その事件の謎と椿家の隠された秘密を調べ、推理しあばいていく。
