なぞの転校生のあらすじ・作品解説
なぞの転校生は1975年にNHKで放送されたテレビドラマで、1975年11月17日から全9回で放送された。人気を博した「NHK少年ドラマシリーズ」の中の1作品で、原作は眉村卓のSF小説「なぞの転校生」である。ストーリーは東京の郊外の中学校を舞台に、美貌と学力を備え持った転校生がやってくることから始まり、その転校生が使う超能力が引き起こす事件と同級生との関わりが描かれた。 主人公の中学生、岩田広一役を高野浩幸、転校生の山沢典夫役を星野利晴が務めた。 当時のNHKは放送用テープを保存せず、上書きして使いまわしていたため、本作品も放送されたものは残っていなかったが、後に視聴者が全話録画していたことがわかり、ビデオテープがNHKに寄贈された。また、そのビデオテープを元にDVDが作成され、2001年に発売された。 2014年1月にはテレビ東京系の「ドラマ24」枠にてリメイク版が放送され、中村蒼が演じた主人公の父親役を高野浩幸が務めて話題となった。
