日本沈没のあらすじ・作品解説
日本沈没は、TBSにて1974/10/06~1975/03/30に放送された全26回のテレビドラマである。 1973年に発表された小松左京の同名SF小説を原作とし、主人公・田所雄介博士を小林佳樹が演じた。 小説発表直後の1973年に東宝により映画化された他、2006年にはTBSを中心に制作した映画は、国内興行4位となる53億4000万円のヒットを達成している。 地理物理学者の田所雄介は、日々送られてくる地震観測データに異変が生じていることに気づき、調査を開始することを決める。助手の幸長信彦助教授(細川俊之)と共に小野寺が操舵する海底調査挺に同乗し、日本海溝を調査することで原因を突き止めようとしたのである。 調査の結果は驚くべきものであった。日本海溝海底には亀裂が走り、堆積していた泥や砂が地震により深い海底へ向かって滑り落ちる「乱泥流」が起こっていたのである。 事実を知った田所は更なるデータを収集、2年以内に日本列島が沈没することを確信するのであった。