ランゴリアーズの評価
ランゴリアーズについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
ランゴリアーズの感想
SFホラーの真髄を満喫できるストーリー
原題「Four Past Midnight」この「ランゴリアーズ」は原題「Four Past Midnight」に収められている4作のうちの2作を収めた作品だ。別の2作は「図書館警察」に収められているのだけど、それぞれ中編とはいえこの4作が4作とも名作で、アメリカではこのようなビッグタイトルを惜しげもなく1冊に収められるのかとうらやましく思った。昔の映画がありえないくらいビッグタイトルが同時上映だったりすることがあるけれど、それくらいお得感のある作品ではないだろうか。日本では2作に分かれているからしょうがないけれど、それはそれで、じっくり楽しめる良さがあるかと思う。ただこれは好みがあるかもしれないけれど、日本でのこの2冊はそれぞれ別の翻訳者が担当している。私がスティーブン・キングの本を読むときは白石朗氏の翻訳が多かったから馴染みがあるのか、この小尾芙佐氏の翻訳は私が記憶する限りでは読ん...この感想を読む