ジェイク・ラングのプロフィール
本名 | ジェイク・ラング |
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生年月日 | 1968年2月4日 |
性別 | 男性 |
家族構成 | 母(別居)、双子の兄、猫のエリー、父は死別 |
性格 | 兄と比べると感情が表に出やすい。アウトドア派。愛着のあるものは壊れても手放せない。 |
特徴 | アッシュブロンド、瞳はグレイ、オリエンタルな顔立ち。額の真ん中にやけど跡があるが、ビンディで隠している。 |
特技 | MTVかけっぱなし(PVの形態模写) |
癖 | 店頭で一目惚れして衝動買い |
トラウマ | 父親と登山中、単独行動した父が命を落としたのは、自分が止められなかったせいだと思っている |
経歴 | キッズモデルから子役を経て美術学校に通う傍らモデル・俳優業をこなす |
芸名と由来 | サイファ:インド語で数字の0を意味する。インド人である祖母の命名 |
CIPHERの感想
「悪い人がいるわけではない」という認識、「許しあう」ことへの感謝
過ちを犯さない人はいないこの物語、少女誌掲載なので当然恋愛が基軸ではあるが、今読み返すととても深い人間ドラマだ。私は連載当時10代後半から20代前半だった。中盤までは少女誌にありがちな活発な少女と有名芸能人の恋愛が主流だ。しかしこの時点でも後半に描かれるテーマはしっかりと刻まれている。どんな人も懸命に生きる中でわずかな過ち、わずかなミスを犯す。それは許されて消えていくときもあるけれど、些細な行き違いやそれぞれのこだわりなどから取り返しのつかないような溝を生んでいく。アニス、ジェイク、ロイ、それぞれの両親たち、主要キャラの全てが過去にいくつかの失敗を抱えている。前半は明るいラブコメ調でもあるが、実はこの時点ではどのキャラも「許された」、という実感は薄く、むしろ「過ちを犯した」という意識から人に優しくしたい、という方向で描かれている。アニスは弟と一見普通に接しながらも彼の障害の原因が自分に...この感想を読む