兵士もまた人間である - JSAの感想

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JSA

4.504.50
映像
4.00
脚本
4.50
キャスト
5.00
音楽
4.00
演出
4.50
感想数
2
観た人
2

兵士もまた人間である

4.54.5
映像
4.0
脚本
4.5
キャスト
5.0
音楽
4.0
演出
4.5

JSA(韓国と北朝鮮の軍事境界線上にある四方800メートルの共同警備区域のこと。韓国・アメリカ・北朝鮮の三カ国が警備に当たっている)の北朝鮮の兵士が射殺されたのは、韓国側の兵士の仕業だとされた。そのため北朝鮮は韓国を警戒し緊張状態が続いたため、中立国監視委員会は調査をするため、スイスから韓国系の女性将校、ソフィアを韓国に派遣し、調査をさせる。両国は被害者の身柄引き渡しを断ったりと全く調査に非協力的で調査が難航するが・・・・・・。 これは私が韓国の映画やドラマにはまるきっかけになった作品です。イ・ビョンホンとソン・ガンホの演技がすばらしく、感情移入してしまいました。人間だから、同じ民族だからなおさら軍人という同じ仕事をしている相手が気になってしかたないのは当然のこと。本当は同族同士が争うのはいかがかと考えてはいけないかもしれませんが、胸の奥にしまっておいた感情を表した結果が悲劇を生んでしまったのではないかと思いました。スヒョクとギョンピルの友情は、叶うことがないはかないものだからこそ美しく感じました。実際にはこの映画のようなことがないとは思いますが、早く朝鮮半島が平和になることを祈ります。

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