見るとむかむかするとんでもない映画 - マンディンゴの感想

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見るとむかむかするとんでもない映画

4.54.5
映像
5.0
脚本
4.5
キャスト
4.0
音楽
4.5
演出
4.5

1975年のアメリカ映画、「ルーツ」や「カラーパープル」のような映画ですが、インパクトはもっと強いです。2013年の「ジャンゴ 繫がれざる者」の先駆け作品でしょう。 舞台はリンカーン大統領による奴隷解放宣言より半世紀前のアメリカ南部。綺麗な強い黒人奴隷は白人から性の奴隷としても使われていたと言うのが描かれてます。当時は異人種間の接触はまともには認められていなく、獣扱いされてるのが描かれてますが、日本人は多分みてて、むかむかするでしょう。実に良く本音と建前の聞こえの良い言葉で、自分の都合の良い結果にするかと言う現在のかの国の本質を表しているようです。 北部の人間たちは、奴隷解放を叫びましたが、本来の意図は奴隷が居ると自分たちの職が失われたので、奴隷解放とは聞こえの良い異人種排除の白人イズムでした。 南部の農場主たちは、確かに奴隷を使ったのですが、自分の資産として扱ったということだけは、ポイントとして止めておきたいです。自分の資産投資すると、自分の利益になると言う事もあったことだけは覚えておきたい物です。

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