必要な嘘もある - 霊能力者 小田霧響子の嘘の感想

原作とは別物！？

私の場合ドラマからはまり、そこから原作コミックがあることを知りました！当然原作の漫画もチェックしました！・・・が結構ドラマの設定と違うことにびっくり。周りの脇役の設定の性別、キャラが違うのはよくあることですが、主人公の性格が正反対。私はドラマから見たせいか石原さとみさんが演じた響子ちゃんの方が親近感持てて好きでした。嘘をついて後ろめさを持つところが親近感沸きます。そもそも周りの脇役さんたちがぶっとびすぎて主役の響子ちゃんまでも原作どおり高飛車だったら変人だらけ（笑）まともな響子ちゃんがいるお陰でそれぞれのキャラが立ちコメディとしては大正解だったと思います。

山ガール響子がとにかく可愛い！！

もーとにかく響子ちゃん役の石原さとみさんが可愛い！もちろん元々とても可愛い方なんですが、なんと言っても衣装！カラフルな山ガールファッションが毎回楽しみでした。ドラマの時期が冬だったこともありニット帽、手袋、タイツ、ブーツ細かいところまで本当に可愛くて。石原さんもそれに合わせて前髪を短くしたんだとか！（ちなみに主人はオダキョー時のセクシーな胸元に釘付けでした）石原さんだけでなく薫ちゃんも毎回爪が違っていて「芸が細かいなぁ～」って感心していました。

嘘とは

このドラマのタイトルにもある「嘘」。嘘っていろいろとありますよね。相手をだます悪いうそ、相手を傷つけない為の優しい嘘。この2つは誰もがついたことあるのではないでしょうか。４歳の息子ですらつきます！もちろん私もあります。昨日なんて本当は5000円もした服をセールで2500円だったと主人にすこーーしだけ悪い嘘をついたし、最近食べすぎで太った母に少し太ったなと感じても「変わってないよ」と優しい嘘（？）をつきました。でもこのドラマに出てくる「嘘」は誰かを守る為、あるいは自分を守るための「必要な嘘」です。あぁ、こんな嘘もあるんだなって気がつきました。でも必要な嘘ってなかなか簡単にはつけないものです。相手を深く思いやる心がないとその場しのぎの軽い優しい嘘どまり。だからこそ、オダキョーの過去の嘘がばれたときも誰一人オダキョーを攻めませんでした。コメディタッチでドタバタ進むドラマですが、伝えるテーマはしっかりしてる！私にとって必要な嘘ってなんだろう、家族にとって必要な嘘って何だろう。ひとしきり笑った後、しんみりとそんな気持ちにさせてくれるドラマでした。