洗脳 - 火の粉の感想

ユースケサンタマリア

が怖い！！笑

普段バラエティとかで見るユースケサンタマリアって、おしゃべりでユニークな人っていうイメージだったんだけど、正反対の役！まあ殺人鬼だからそうかもしれないけど、目つきが怖いしキレるところが分からない上にキレ方も狂気的で、頭のおかしい人って本当にこんな感じなんだろうなって思わされる。ストーリーも、途中からは完全に主人公が殺人鬼だって分かりながら見てるから、あぁーそんなこと言ったら殺される！とか、あぁーこれは毒が入れられてる絶対！！とかいちいちドキドキドキドキしながら見てました。その予想が意外に裏切られるので、そのドキドキがいつ当たるんだろうとさらにドキドキでした。

バームクーヘン

ユースケサンタマリアが家で手作りのバームクーヘンを作る場面が何回も出てきて、自宅にこんな機械ある人いるか！？とか、バームクーヘンってああやって作るんだって思いながら、その場面の音が毎回気持ち悪い音だったなあ。いつこのバームクーヘンに毒を入れるんだろうと思いながら、バームクーヘン自体はすごく美味しそう…笑。いっつも見た後は自分も食べたくなってたなー笑。それ以外にもスムージーとか食べ物が印象に残るような場面が多くて、そういう場面の時はだいたい独自入ってるかな、入ってないかな、というドキドキの場面なのに、毒が入ってないとすごく美味しそうに見えていろんな食べ物が印象に残っています。

リアリティ

裁判官とか境遇はなかなか現実には珍しい設定だけど、現実でもああやって洗脳される世界ってあるんだろうなって思う。ニュースとかで出てくる監禁の事件とかも洗脳だと思う。始めはおかしいと思って抵抗とかしても、そのうち恐怖が連続的に襲ってきてそれが普通になってしまうと、何が正しいかも分からなくなって、火の粉の主人公みたいに自分の常識が全く通じない人には従ってしまうのかなあと感じた。そういう意味では、私たちの住んでいるこの現実の世界に、火の粉の主人公みたいな一般的に大半の人間に知られている常識が全く通じない人が存在していて、何かをきっかけに触発されて事件が起こったりしているのかもしれないなーとも思いました。そう思うと、あり得ない話でもないし、自分にも起こりうる可能性のある話なのかもしれない！嫌でも付き合わないといけない人が、火の粉の主人公的な人だったら…怖いなー。

私も、マイホームを買いたいと思っているけど、近所づき合いのこと考えると怖いなー。隣人になる人、どんな人だろうな…