航空自衛隊 - 青空少女隊の感想

「清水としみつ」さんのマンガのアニメ化

「青空少女隊」というさわやかなタイトルのアニメです。アイドル防衛隊ハミングバードというちょっと似た路線のアニメがありましたがこちらは航空自衛隊員として闘うのではなくて自衛隊のイメージを向上させるために作られたアクロバットチームなのでアイドルっぽい感じではあるんですが戦闘員としての要素がだいぶ薄い感じになっていると思います。本作の主人公はオタク要素たっぷりの男なのでこれもプチハーレム感もあるアニメになっています。しかしハーレム要素って本当に多くの作品で取り入れられているので正直驚いています。そんなに好感度をあげるネタだったんですねえ。

OVAオリジナルビデオアニメだったということなので全３巻と短いですが

オープニングテーマの「虹になりたい」とうタイトルの歌はMAYAKAさんが歌っていてオープニングがこのアニメに引き込んだといっても過言ではありません。かわいかっこよすぎました。入間基地でのお話なので入間は確か年一回航空ショーを開催しているそうなんですよね。ものすごい人混みになるそうでこのアニメもそれなりには貢献しているんでしょうか、現地にいくとこのアニメの関連したグッズとか販売でもしていることもあるんでしょうかね。わかりませんが。

自衛隊の内部の風景をそれなりにリアルさを兼ねて描いていると思います

しかし主人公が頻繁にオタク的な妄想をして地球防衛隊にいるような想像シーンや戦闘シーンが出て来たりします。あと美少女によるサービスシーンがそこそこ出てくるんでこのアニメを見て自衛隊を目指すというのであれば完全に間違いになってしまうと思いますねえ。しかし将来日本でこんな女性だけの第二のブルーインパルスが登場する時代が来たりなんかするんでしょうかね？もちろん出てきてほしいですが強くてたくましい欧米の女性でも女性自体はチームの中で１名だけだったりしますからねえ。まあそんな視聴者の夢もかなえてくれるのがこの青空少女隊なんだと思います。とはいうものの、チームの存続が困難化したりちょっとした壁なども本ストーリーにスパイスを加えています。あと単純に良かったのは空戦シーンの飛行機などもうまく描かれていてメカニックマニアもそれなりに結構満足できる仕上がりだと思っていますよ。機体の揺れとか回転の仕方の動きなどですね。そしてラブコメも入ってゴタゴタしたりもするので展開は忙しい！