14才の母をみて
衝撃的な内容
この作品が放送された時、私は14才だったので、自分と重ねて観ることができ、中々衝撃的だったことを覚えています。学校でも話題のドラマでした。14才といえば中学二年生。初めてお付き合いをしたり、好きな人ができたりと多感な時期なので、同世代からすると非常に興味をそそられる作品です。
キャストが良い
主人公の女の子を演じている志田未来ちゃんは、見た目が大人すぎず親近感を感じられ、演技はとてもうまく入り込んで観ることができました。陣痛の場面でもリアリティーがあり良かったです。他のキャストも三浦春馬くんや田中美佐子さんや室井滋さんなど、演技がうまい人ばかりでした。友達役ではまだあまり有名ではなかった北乃きいちゃんも出ていました。
大人も楽しめる
大人になってからもう一度観ると、また違う楽しさがありました。10代の頃は自分を主人公に重ねて観ていましたが、自分が母親になり観ると、主人公の母親やその家族、回りの人などを中心に観てしまいました。自分の娘がこうなったらどうするだろう、この母親はどんな気持ちで娘と向き合っているのだろう、父親は辛いだろうな、男親はこんな苦労ないだろうな、など色々考えながら観ていました。
子供に見せたい
自分の子供が年頃になると、こうゆうドラマを見せて、命の大切さを学んでほしいと思います。自分もそうでしたが、年頃の子は話をするよりこうゆうドラマを見たほうが伝わると思います。このドラマが放送される時、内容が過激なので中傷する人もいましたが、14才の私には命と家族のことを改めて考えることができた時間でした。中々こうゆうドラマを家族と観るとゆうのは、恥ずかしさもあり難しい年頃もありますが、普段話しにくいことを話せるいい機会とも思います。実際に私はこのドラマを観ているときに母親から、命の大切さについてたくさん言い聞かされました。
主題歌が良い
Mr.Childrenの「しるし」がこのドラマの主題歌でしたが、非常に印象的な歌でした。ドラマの視聴率は主題歌でも決まると思います。
もう一度見たいと思える作品
大人になってからも、忘れた頃にもう一度観たりしました。ストーリーが面白いのでもう一度見たいと思います。最近のドラマにもこんなドラマがあったらいいのになと思います。赤ちゃんが産まれてからのストーリーはなく終わってしまったので、産まれてからのちょっとした日常や、何年後かのストーリーがあればもっと面白かったと思います。
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