何歳だって夢はある - 1歳から100歳の夢の感想

きむ

この本を購入しようと思ったきっかけは、詩人、きむさんのファンだったから。きむさんのポストカードは沢山持ってます。

そして、きむさんが、すすめる、日本ドリームプロジェクト。

きむさんの作品には、とても

癒されたり、元気づけられたりされます。

あなたの夢は何ですか？

1歳の子供から100歳のおばあちゃんまで、

100年分の夢がつまった本です。

ページをすすめるごとに、人の成長過程

夢に対する想いや努力などが見えてきます。

1歳から4歳までは、絵が描かれていて、子供の描く絵の上達していく成長過程をみて

ほほえましく感じ、

5歳からは、しっかりと、自分の字で

自分の言葉で、夢のある夢を書いている。

『お母さんをかたぐるまして、雲の上を見せてあげる』

なんて、可愛いんだろう！

なんて、夢のある夢なんだろう！

なんて、お母さん想いなんだろう！

なんて、素敵なんだろう！

小学生に入ると、ケーキ屋さん、レスキュー隊

父と同じ仕事、イラストレーターなど

りっぱな夢を持ちだしている。

中学生、高校生の子たちのをみると

自分が、同じ歳の時は、何を考えてたかな？

苦しいことも、楽しいことも、沢山あったな。

夢に向かって一生懸命だったなって気持ちを

思い出させてくれた。

今の自分と同世代の人たちの夢をみて

心をうたれ、

10歳20歳も、年上の方や、親世代の方たちの夢をみて

いくつになっても夢があることを知り、こんな風に歳を重ねて行きたいと思った。

おじいちゃん、おばあちゃんたちの夢には

一言一言に、生きてきた人生の想いの重さが

伝わってきます。

健康で、元気に、生きていられる『今』こそが

この、日々こそが、幸せで、そして、夢なのだと。

しわだらけの、くちゃくちゃの笑顔で

おばあちゃんが

『みんなに大事にされること、嬉しいねん

歳とって目もみえへんけど、孫に大事にされるのが嬉しい。

だから毎日楽しいねん』

とても、感慨深い気持ちになりました。

夢に年齢はない

この本は、読み手の年齢が何歳かによって

読み方や、捉え方が全く違ってくると思います。

自分が生きてきた年齢を振りかえってみたり、

自分が、これから経験していく未来に夢を見たり

まだ、夢が見つかってなくて、人生に立ち止まってしまっていたり

生きることの大切さだったり

色々なことを教えてくれる本です。

色々な読み方ができる本です。

年齢に関係なく、子供から大人まで読める本です。

夢と同じで、この本には

年齢が関係ないです。

夢と同じで、何年たっても、色褪せることなく

愛されるものだと思います。