女は何度も脱皮をする。 - 脱皮ワイフの感想

天然なのかイカ天なのか

自分をまっすぐ持っているけど、全く売れないミュージシャンの構呂木がファンの美樹をお持ち帰りして後々妻となった。

美樹はいつもセックスの度に上に乗って先にイッてしまう。

そしていかれてしまう構呂木。

女ってそういう生き物ですよねー。なんだかんだ言って男に奉仕したい女ってそんないない気がする。

そして構呂木はバックからしたい、イキたいという理由で他の女をレイプしますが・・・

男ってそんな単純な生き物なのですね。と悟りました。

美樹も天然さんのにおいがします。

そういえば美樹役のmikoさんはなかなかのスタイル。ヌードモデルの方らしいですが。

衝撃の真実

構呂木が朝目覚めると、そう、人の形をした皮が落ちていた。

完全にこの辺はSFですね。笑

美樹が脱皮したのだ。(この時点でえっ！？って思いましたが。)

なんと同じ男とセックスをするとある日脱皮するのだという・・・

なんか宇宙人が現れたのかと正直思いましたが。この構呂木という旦那さんのリアクションがツボでした。何かギャグ線高いというか、コメディですね完全に。

私も旦那さんがある日朝目覚めて脱皮していたら、それは衝撃すぎて笑っちゃいます。

この映画で一番感じた事は、セックスシーンが多いのにも関わらず、エロくないので不思議でした。

最初はしょーもないって思って観ていたのですが終盤になって脱皮ワールドに引き込まれていました。笑

話はそれましたが構呂木はそんな衝撃の真実を自分なりに理解しようと、誰でも皮は剥けると折合いをつけた。優しい旦那さんですね。しかし一方の美樹はというとー

愛のお話

脱皮する事に口調と態度が悪くなっていく美樹。

だんだんとそれに苛立ちを隠せない構呂木。

そしてレコード屋の店員を襲ってしまう。

なんとレイプをした女はマネージャーの元カノだったという。

だけど構呂木はどうしてもバックでヤりたかったと伝える。

構呂木はだいぶモヤモヤしていたのでしょうね。笑

ストーリー的に第三者から見たら、夫婦のマンネリ化だと位置づけますが、実際脱皮している時点で現実離れしていますから。笑

脱皮して常に新しい皮膚ってなると、一生老けないから、とてもうらやましく思っている次第でございます。

実際にそんな人がいたらワセリンを塗ってあげたいですが。

結局のところ、馴れあいすぎてマンネリしたけど、最後には感動と人に優しくしようって思えるようなセックスあり、脱皮ありの愛のお話でした。