スーパーヅガンにはまった時代 - スーパーヅガンの感想

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スーパーヅガン

4.004.00
画力
3.50
ストーリー
4.00
キャラクター
4.00
設定
4.00
演出
3.00
感想数
1
読んだ人
1

スーパーヅガンにはまった時代

4.04.0
画力
3.5
ストーリー
4.0
キャラクター
4.0
設定
4.0
演出
3.0

目次

麻雀マンガの傑作

数ある麻雀マンガの中(と言っても他ジャンルと比べると圧倒的に少ないが)スーパーヅガンが群を抜いて最高に面白かった。過去には深夜アニメとしても放送されていたのでハラハラワクワクさせられっっぱなしだった。オープニングの冒頭では「常習として賭ギャクまたは賭けごとを試したる者は3年以下の懲役に処する」(実は何度も見てたのでこの法律文は頭の中にすっかり記憶してしまった。)と表示され視聴者や読者に悪い事してはダメよーとカツを入れてから物語の幕は開ける…。

歴史的なキャラクター

アケチコウイチ、オダシンイチロウ、トクガワヤスベエ、トヨトミヒデユキ、とか歴史上の将軍らの名前がもじられたキャラクター達がメインで活躍?する。ハヤミアキナというどこかの歴代アイドルの名前を合成させたようなヒロインも登場する。麻雀も相当歴史的なゲームなのでこれらのキャラ付けは存分に面白みを増す。(関ヶ原の合戦を彷彿とさせる演出とか結構効いている)主役の豊臣くんはまったく人生においても何に置いてもツキのない人間でそれこそ麻雀でも悪の三方からボロ負けして、いつもいつ彼は完全なる廃人になってしまうのだろうかと読んでいて本当に気がきではなかった。そんな豊臣の前に現れたヒロイン明菜ちゃんは豊臣とは正反対のバカヅキの塊の様な美少女。彼女が女神となり可能な時に豊臣を救う感じなのだが彼女が登場しない回の豊臣は勢いづいた事はあってもいつも最後には悲しいオチがついてしまう。

きっと貴方も麻雀をプレイしたくなる

この分かりやすくて半端ない設定はかなり美味しかったのでかなりハマってしまって自らが麻雀の勉強を始めたのもこの作品が切っ掛けだった。勉強してから読んでみるとますます面白かった。井出さんとかプロ麻雀士も時々登場するので麻雀業界についても多少は詳しくなれる。原作者の片山まさゆき氏がかなり彼らと打ち合っているのだろうなと予測するが片山氏は自分の「ミスチョイス」という名前の店を建て経営してしまうほどの雀士だったので流石にびっくりした。(確か東京の吉祥寺・高円寺だったかな?)と同時にその店に思わず行きたくなってしまった。ゲームでもスーパーヅガンは発売されたのでそれで練習するのも良し、明菜ちゃんのチャイナドレスが拝めるし原作マンガが更に面白く読めること受け合いです。全9巻とあまり長くないし肩肘張らず読めるで即効全巻あっという間だった。

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