お互いを大切に想うからこその愛情表現『恋空』
限られた時を愛する人と共に•••
平均寿命は男女共に、80歳を越える今ですが、もし明日貴方が病や事故にあったら貴方の大切な人のこの世での時間が、限られてしまったら、そんな切ないラブストーリーを10代から20代に貴方が体験したらどうしますか?
タイプの違う男女が惹かれた恋の始まり
俗に言う、不良少年とか学校や社会から少しはみ出てしまうような少年と、全く真逆な存在の少女が、あるきっかけで、互いに惹かれ逢い恋に落ち、幸せに満ちた学校生活や青春の思春期を過ごし、順風満帆な日々の中で過ごしているなかで、悲しみに満ちた出来事が襲います。
2人には、子供が出来て不良少年から、髪を黒く染め、仕事を見つけ手両親にも頭を下げて、これから幸せを共に歩む為に決意した矢先の切なすぎる運命!
余命宣告更なる悲劇
貴方に残された時間が、もし僅かなら残りの時間をどうしますか?
主人公は、余命が少ない事を知り弱くて泣き虫でしかしながら大切な彼女に心配をかけまいと、病気を隠したまま自分が嫌われ者になり別れる道を選びます。
それは、愛するが故の優しさ、しかしながら大切な彼氏の変貌と進学などの時間の流れに2人は自然と違う道を歩んでいきます。
勿論、真実は証される事はなくすれ違うままに別れて違う道を歩みながらも、あの時の約束だけを互いにこなし良き思い出として生きていた時、時間と言う経過が全てを洗い流し、彼女自身も様々な思い出として受け止めて暮らす毎日のなかで、約束の日に真実を知ってしまいます。
互いに元気で過ごしていると、信じていた元彼の『余命』が短く、別れた原因が病気だったと聞かされ、あの日の想いが溢れ出し彼の元へと駆け出した彼女の涙と想いは果たして?
再会
友人から聞きつけ、あの日約束した流産してしまった2人の子供の命日に、通って居たのは、本人に頼まれた友人で、彼氏は既に病床につき、外出もままならない事を知って駆け付けた彼女を待って居たのは変わり果てた余命間もない元彼、全てを知って共に残された時を過ごす2人には、涙と感動とそして、最愛の人の死を受け入れるには若すぎる2人の日々に感動を涙無くては語れずに、涙で4Kテレビすらくもってしまうような作品でした。
似たような恋愛ストーリー作品は様々にありますが、『僕の一生を君に捧ぐ』『余命1ヶ月の花嫁』『世界の中心で愛を叫ぶ』など、すべて数回レンタルや動画配信で見直しては、涙している私には、彼氏が彼女を想い、自らが悪者になり自分の死や病気で悲しまないように取った行動や別れ、好きだからこそ、悲しませたくない!
そんな想いの切なさが非常に感銘を受けるストーリーです。
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