物理学者と猫
毎週欠かさず観ているドラマですが今回のは特に面白かった。猫をゲージに入れてから次にゲージを開けたときに猫が「生きている世界」「死んでしまっている世界」と二つの世界が存在している。9時20分を境に色々なドラマ世界が展開され、どれが現実なのか異世界なのか次々とドラマは展開する。物理学者の死亡事件によって、後輩による他殺か旦那による他殺か自殺なのか、色々なパターンのドラマが展開され、復讐による事件が未遂に終わるかどうかのドラマもあり、一時間のはずが二時間くらいの見ごたえもありましたし、最後の自殺の場合の考察が長ければ映画に匹敵すると思います。
一番意味深い「RT」キーワードに、自殺ということが右京刑事によってすぐに結論ついた。右京刑事の自殺と即決だったのがあっけなさ過ぎて面白かったです。結局事件は自殺、堀井准教授が殺人や殺人未遂を犯すことなく終わり、「RT」が、知子先生がいなくなった今、右京刑事の言葉を胸に准教授はこれから研究を進めていくことでしょう。
視聴する側も、「自殺」で終わりそれが研究の未来を育んでいく糧になるので爽やかなストーリーに納得していると思います。今回は亘刑事が目立たない役どころでしたが、いつものおちゃらけキャラの俳優反町に違和感があるので安心して視聴できる回でした。- あなたも感想を書いてみませんか?
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