緊張感
●あらすじ
イラク映画をテーマに、爆弾処理班をクローズアップした戦争映画です。若者の戦争への「死」と直面した、葛藤を描いており、鑑賞者が戦場にいたら感じるであろう、「リアル」を直に感じる事が出来ます。デートや家族で観る映画でもないですし、笑いや感動を得ることは、皆無に等しいですが、サスペンス映画を見ているかのような臨場感や、ノンフィクションや実話映画が好きな方には、オススメできる映画です。
●展開
開始早々から、現場で爆弾処理最中に、敵の遠隔操作で仲間が亡くなり、悲しみを感じる暇もなく、映画は続いていきます。爆弾を処理する際に、爆発はしないのか?うまく処理出来るか?処理中に攻撃されないか?を同時に意識して観ると、緊張感が自ずと湧いてきます。3人のチームで爆弾処理班で構成されていますが、後から合流してくる1人のメンバーがトラブルメーカーです。リーダーの指示には従わないし、自らの経験や、自らのやり方を何よりも信じ、行動します。彼には突出したスキルがあるので、どんどん爆弾を処理していきます。周りのメンバーとも、なかなか良好な関係を築く事は、当初出来ませんが、次第に絆を深めていきます。彼らの成長や助け合いも見どころの一つです。
●エンディング
イラクからアメリカの家族の元に帰り、戦争とかけ離れた、安全な場所に戻ります。しかし、爆弾処理を業務とする事が使命であり、その仕事を誇りに思うかのごとく、また戦地に戻っていく戦闘員の姿を通じ、エンディングを迎えます。
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