奮闘する蜜柑 - 学園アリスの感想

初期の主人公がとにかく不遇。。

大親友に冷たい態度を取られ、学園一怖いと言われている先生に目をつけられ、はたまたクラスのみんなに恐れられている(リーダー的存在でもある？)棗にも嫌われ、とにかく初期の蜜柑は散々です。。。

特に棗に嫌われたことで、正田スミレを筆頭にクラスの一部からはイジメられ、棗を怖がるクラスメートからは避けられてしまいます。

ですが、蜜柑はこんなことではヘコタレません！（笑）

初期の蜜柑とまともに接してくれていたのは、クラスの委員長こといいんちょーだけでしたが、散々なイベントや、事件を通して蜜柑は自分の力でどんどん仲間を増やしていきます。

棗がレオに誘拐された際には、スミレと力を合わせて棗を救い出し、この一件でスミレは蜜柑の事を認め、今までのような陰湿な（笑）イジワルはなくなります。

自分に対する嫌がらせの中心にいたスミレと仲良くなってしまう蜜柑の寛大な心と、あんなにも毛嫌いし、アリスだと認めない！と言い放っていたスミレに認められた蜜柑のアリスの能力の高さ。

そして、どんなに辛く苦しい状況でも弱音を吐かず、決して仲間を見捨てない蜜柑にスミレだけではなく、他のクラスメートや、特殊能力系の先輩たち、更には棗までも、心を開いていくのです。

どん底の状況から自らの力で前向きに良い方向に進んでいく蜜柑を、思わず自分と照らし合わせて感情移入してしまいますね。（笑）

頑張れ蜜柑！頑張れ私！（笑）