几帳面さを学べる作品
香川照之さん演じる「誰も顔を見たことがない伝説の殺し屋コンドウ」の字の丁寧さに惚れた。 コンドウはひょんなことから記憶喪失に陥る。自身のことについて全く思い出せないコンドウは 自分に関する情報をノートにまとめていく。 食べ物の好み、今自分に必要なもの、状況などなど。 そのノートの字といったら、丁寧で一辺一辺が美しい。 まさに几帳面な性格がにじみ出ている。 ノートに「私は几帳面です。」と書いて欲しいくらい。 几帳面さは字だけに留まらず、掃除の仕方、部屋の整理整頓、殺し方、髪のセットにしたって几帳面。細やか丁寧な人柄が演じられている。 そんな香川照之さん演じるコンドウの几帳面さは、その人がそうなる根拠を表しているようだった。 なんでも細やか丁寧に行うから上達する なんでも細やか丁寧に行うから富を得る なんでも細やか丁寧に行うから女心をつかむ なんでも細やか丁寧に行うから幸せをつかむ なんだかんだで幸せ者になれる故の根拠が几帳面さのような気がした。 几帳面さを身に付けることが幸せをつかむ一因になりそうだ。 まずは、作品を几帳面になるためのお手本として鑑賞してみてはいかが?
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