几帳面さを学べる作品 - 鍵泥棒のメソッドの感想

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鍵泥棒のメソッド

4.404.40
映像
4.20
脚本
4.20
キャスト
4.90
音楽
4.20
演出
4.50
感想数
5
観た人
7

几帳面さを学べる作品

5.05.0
映像
4.0
脚本
4.5
キャスト
5.0
音楽
4.5
演出
5.0

香川照之さん演じる「誰も顔を見たことがない伝説の殺し屋コンドウ」の字の丁寧さに惚れた。 コンドウはひょんなことから記憶喪失に陥る。自身のことについて全く思い出せないコンドウは 自分に関する情報をノートにまとめていく。 食べ物の好み、今自分に必要なもの、状況などなど。 そのノートの字といったら、丁寧で一辺一辺が美しい。 まさに几帳面な性格がにじみ出ている。 ノートに「私は几帳面です。」と書いて欲しいくらい。 几帳面さは字だけに留まらず、掃除の仕方、部屋の整理整頓、殺し方、髪のセットにしたって几帳面。細やか丁寧な人柄が演じられている。 そんな香川照之さん演じるコンドウの几帳面さは、その人がそうなる根拠を表しているようだった。 なんでも細やか丁寧に行うから上達する なんでも細やか丁寧に行うから富を得る なんでも細やか丁寧に行うから女心をつかむ なんでも細やか丁寧に行うから幸せをつかむ なんだかんだで幸せ者になれる故の根拠が几帳面さのような気がした。 几帳面さを身に付けることが幸せをつかむ一因になりそうだ。 まずは、作品を几帳面になるためのお手本として鑑賞してみてはいかが?

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キャストの個性が光る作品!

堺雅人:売れない役者(もちろんお金も無し)香川照之:堅気ではなさそうな男広末涼子:お堅い婚活中の雑誌編集長香川照之と広末良子のキャスティングは最高です!!!香川さん演じるコンドウはものすごく几帳面な殺し屋。お風呂屋さんで転倒したことで、記憶を失うがそこに居合わせた堺さん演じる桜井がコンドウのロッカーのカギを奪いコンドウのお金で自分の借金を返してしまう。しかし、コンドウ宛ての電話を取ってしまったことでコンドウの代わりに彼の仕事を引き受ける羽目になる。コンドウが桜井になったあとでも(わかりづらい・・・)なんとも几帳面なコンドウにほっこりします。さらにお嬢様そだちでまじめな広末さんも、またほっこり。広末さんの周りの方々もほっこり。お話としては、最後がすこし楽しい終わり方をするくらいですがこの映画のよさはすべて香川照之と広末涼子なんじゃないかなあと思います。この感想を読む

3.53.5
  • スナフキンスナフキン
  • 85view
  • 380文字

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