ただの変態ですか?笑
エアロスミスのヴォーカルであるスティーブン・タイラーの娘リヴ・タイラーが出演してます。 まず、この映画が2005年2月11日に起きた未解決の事件に基づいているとのことですが、実はこんな事件はありません。 そのことは監督が答えています。 ベルティーノ監督が少年時代に体験した事件に触発され、アメリカで起きた様々な事件、例えば殺人犯チャールズ・マンソンによるシャロン・テートという女優殺害事件などを参考にしているようです。 もうこの時点で映画の価値は半減ですね。 極めつけはラスト。 実在した事件なら、犯人に動機がなく、変態的につきまとってくるだけっていうこともあるでしょうが。 実在していないなら、もっと面白いどんでん返しを作ってほしかった。 タマラのくだりは何の意味があったんでしょう。 何の工夫も伏線もなく、惰性で作った映画ですね。 ゴアシーンがあるわけでもないし、たんにつまらない。 ジェームズとクリスティンが事件を経ることで、愛しあうことができたっていう恋愛映画です。 これだったら『ストレンジャーコール』のほうが楽しめる(ただしこれも犯人が身内とかでなく、知らない人だったので興ざめでしたが)。
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