大人になった現実は カッコ悪いことが多すぎて 誰かのせいに 私はしたかった たった一人 それを許してくれる あなたのせいに
大前有香
おんなのいえの評価
おんなのいえの感想
アラサー女子の恋愛、その他諸々
前作「おはようおかえり」で、京都を舞台に三兄弟それぞれの恋愛模様を丁寧に描いた鳥飼茜。そんな彼女が次に描くのは2人の姉妹＋母の「おんなのいえ」育ちの大前有香(29)とその妹すみ香(25)が中心となる物語。い、いやーー！！この漫画、30を目前にした主人公有香(ありか)が3年同棲した恋人に振られるところから始まります。うん。普通の独身アラサーの感性(普通ってなんだろう？)してたら、この描写、胸が、痛い。悶絶。大抵漫画やら小説やらを読む時って登場人物の誰かに自己を投影させるじゃないですか。そしてそれは主人公を対象にすることが多い、ハズ。(私調べ)少しでも有香に自己を投影してたもんならさ…。痛い、痛いよお母さん(´Д` )結婚決まってたりしたら話は別ですけど、「彼氏がいるだけなんて全然安心できない」って思い知らされます。おまけに有ちゃんはちょっとイラストが描けるくらいで社会的スキルは低めなのでこれからの人生どーなる...この感想を読む
ひょっとこ
おんなのいえの登場キャラクター
大前有香
川田直幸
おんなのいえの名言
長年同棲していた彼に好きな人ができたと振られ、仕事にも挫折し、 ボロボロになった大人になりきれない主人公が、体調を崩し入院していた時、自分の母親に対して感じた名言
弱ってる時 女友達は 毒にも薬にもなる
大前有香
長年同棲していた彼に好きな人ができ振られ、仕事にも挫折して、自分を見失っている主人公が、昔からの女友達(結婚し子供がいる、側から見ると順風満帆)と話しているとき
アナタのしたい事は仕事でも恋愛でもなくて ただ自分が傷つけられたって浸ってたいだけなんだ 誰かを恨んでたいだけの間は 向こうから何もやってこないんだ
川田直幸
長年同棲していた彼に好きな人ができ振られ、仕事にも挫折し、ボロボロの主人公が出会った男性と恋仲に発展しそうなとき、その男性が主人公に対して言った言葉
