和妻師・一蝶のあらすじ・作品解説
和妻師・一蝶（わずまし かずは）は、藪野続久（やぶの つづく）の漫画作品で、グランドジャンプ誌上にて2011年2号から連載を開始、2012年24号で終了、単行本として全3巻を刊行している。 今作品は、日本古来の奇術「和妻」の再興のため上京した女子大学生・歌川一蝶（うたがわ かずは）と、奇術部部員たちの奮闘する姿を描く和妻奇術ルネサンスストーリー。 大学の入学式。サークルの関係者たちが新部員を求めてチラシを配る中、着物の女性が現れ、祐天寺教授がおられる館をご存知ありませんかとやたら丁寧な言葉使いで訪ね、これまた丁寧にお辞儀をしてその場を立ち去っていく。その頃、大学の奇術部では女性に奇術を見せ勧誘していると、手品のアイデアがそこまで浮かんでいた塩野谷がドブス扱いし追い返してしまう。このままでは廃部だとと諦めかけた時、着物の女性が奇術部を訪れ、部員たちを前にお部活入部させていただきますかと丁寧に話す。 矢沢は歌川が着物を見て茶道部は隣と指さす。すると、床に座り三指をついて、歌川流和妻15代宗家 歌川一蝶と自己紹介をした。日本古来の奇術「和妻」再興なるか！？
