少年ノートのあらすじ・作品解説
少年ノートは講談社のモーニングにて発表された鎌谷悠希の漫画作品である。副題がついており、「Days of Evanescence」としても知られている。また、本作品は過去読み切りで発表された「オクターヴ」という作品の設定を織りなおしたものである。 舞台は河美東中学校を中心として描かれ、主人公の蒼井 由多香(あおい ゆたか)は音に対して感受性が人より豊かであり、ボーイソプラノを持っている。河海市に引っ越してきた彼が中学校のが勝負に入ることでだんだんと周りの人々に変化を与えていく。父は船乗り、兄は海外放浪中ということで雑誌編集者の母と二人暮らしをしている。 合唱部や音楽を描くことで作中には多くの楽曲が登場するのも大きな特徴である。谷川俊太郎作詞の木下牧子作曲の「春に」宮崎駿作詞、久石譲作曲の「君をのせて」や、ねじの回転、夜の女王のアリア、フィガロの結婚という代表的なオペラも登場した。また、架空の楽曲VOICEも登場している。
少年ノートの評価
少年ノートの感想
くりくりゆたか
「少年ノート」は、歌が大好きなボーイソプラノの少年と合唱部の青春物語です。主人公は蒼井ゆたかという頭クリクリで可愛らしくて純粋でちょっとふわふわしてて、何より歌が大好きな少年です。そしてゆたかは合唱部にはいり、ボーイソプラノを生かしてソプラノパートに入ります。この合唱部は弱小です。顧問もいないようなもんで、男子が少なくてパートもつくれないくらいの部なんです。でもゆたかの歌声と、まっすぐなやる気に触発されて、みんなでコンクール金賞を目指し動き出すというお話になっています。まだ1巻ですがすごく楽しく読めました。続きが気になる漫画です。