リスキーエッジの評価
リスキーエッジについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
リスキーエッジの感想
苦しい時こそニヤリと笑え
とにかく全ツッパ!吉岡の麻雀は、麻雀漫画では珍しいくらいに、とにかく高めに配慮しながらの手なりで、決定打をリーチ!というガンガン行こうぜの麻雀。変な工夫はあまりなく、それは最終戦ではなお純化される。麻雀が攻めなら生き方も攻め一辺倒で、斯界の実力者にも師匠にもうわてにも容赦なくぶつかっては、押して押して傷ついて、最後には押し切ってしまう。逆境でこそ男の真価が問われる!タネ銭がギリギリ、無謀な差し馬、負けが込んでからの賭け金釣り上げ、負けた相手に再挑戦、とにかく吉岡は逆境を物ともしない。元々孤独な身の上で、勝負に勝つことだけを足がかりに渡世してきた。自分の雀力ととにかく強いメンタルが売りのフルスインガーで、その熱い生き様に男はぐっとくる、というか一体化して勝利者の美酒を味わって読んでいた。吉岡は言う。「おれは常に勝つ。それはどんな条件でも変わらない」敵にとって不足なきライバルたち麻雀は弱い...この感想を読む