魔術士オーフェン はぐれ旅 新装版の評価
魔術士オーフェン はぐれ旅 新装版についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が2件掲載中です。
各項目の評価分布
魔術士オーフェン はぐれ旅 新装版の感想
コミクロンがもし生きていたら?
コミクロンが死んだ理由「我が呼び声に応えよ獣」においてあっさりと殺されてしまったコミクロン。当時のオーフェンも「彼はコミクロンだったのか」で済ませてしまう始末でしたね。しかしこれは無理もないこと、だってこの巻が書かれたときはコミクロンの設定なんてほとんど無いも同然だったのですから。この時点では牙の塔時代のクラスメイトの一人でしかなく死ぬことで化け物と化したアザリー、というかチャイルドマンの恐怖を際立たせるだけの存在だったのです。哀れなコミクロン。プレオーフェンにおけるコミクロン人気ところがどっこいオーフェン自体の人気が出て、最初は一作完結のつもりだった作品の続編や無謀編が続けられていくなかでついにプレオーフェンにおいてコミクロンの出番がやってきましたね。まさかのおさげやキースもかくやという感じの奇行っぷりに私を含めた読者のハートをがっちりとつかんでくれました。彼のおかげでドーパミンやエ...この感想を読む