スローカーブを、もう一球の評価
スローカーブを、もう一球についての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に小説を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
スローカーブを、もう一球の感想
スローカーブを、もう一球 山際 淳司 レビュー
①この本は山際 淳司さんのスポーツ選手のノンフィクション作品集です。「ノンフィクション」つまり、実話を脚色しわかりやすくした作品集なのです。②江夏の21球やスローカーブをもう一球などが有名な短編集です。全て実話なので、スポーツが好きな人も読みやすいですし、そうじゃない人でもわかりやすい内容になっております。③短編集ですのですべてを紹介できるわけではないのですが、それぞれ良さがあります。普通の大学生がボートでオリンピック出場を狙う「たった一人のオリンピック」本当にスポーツマンとは無縁の大学生が一念発起し、何かをやりたいというところからスタートします。ボートがいいな、これでオリンピックに出るぞ。スポーツマンというのは幼少から信念があって泣きながら続けているというのが、昭和のスポーツマンの常識ですが、それを覆す主人公です。山際さんは多くのスポーツマンを取材してきたと思いますが、このタイプの選手...この感想を読む