カエル少年失踪殺人事件のあらすじ・作品解説
1991年韓国大邱(テグ)市で起きた5人の小学生が行方不明となった、実在の迷宮入り事件をモチーフにした、2011年に公開された韓国のサスペンス映画。「リターン」で知られるイ・ギュマン監督の第2作にあたる。音楽は「黒い家」(2007年韓国作品)のチェ・スンヒョン。 1991年3月の議員選挙で公休日となった日、大邱(テグ)市城西(ソンソ)国民小学校に通う少年5人が「カエルを捕まえに行く」と家を出たまま行方知れずとなる。大掛かりな捜索にもかかわらず、状況が変わらぬまま4年の月日が経ったある日、MBS放送支局に左遷となったディレクタージスンは、心理学教授ウヒョクのインタビューと、失踪した少年ジョンホの両親の不審な動向に着目、事件を担当するパク刑事に再捜査を訴えるが…。 ジスンを「オルガミ ～罠～」のパク・ヨンウ、ウヒョクを「王になった男」のリュ・スンリョン、パク刑事を「怪しい彼女」のソン・ドンイル、ジョンホの母を「4人の食卓」のキム・ヨジン、父を「極楽島殺人事件」のソン・ジルが演じている。
