面白いのか面白くないのかさえも…
なんというか、アメリカ映画らしくないなという印象。なにが言いたいのか汲み取りづらいところが原因かもしれません。そこがある意味邦画っぽさを感じます。笑ったらいいのか、泣いたらいいのかよくわからないエピソード。良かったのか良くないのかよくわからない結末。さらには、作品の要と言える人物であるヘッシャーが全てにおいてワケがわからない。なぜいきなり住みついたのか、いじめたいのか助けたいのか、いい人なんだか悪い人なんだか…ところどころくすっと笑えるシーンがあって、そういうテイストは好きなのでそこそこ楽しめはしました。また、着地点がまったく予想がつかないので、ついつい見入ってしまいます。自然、彼の意図がなんなのかという疑問が観賞時の中心となるのですが、それについてはあまり解消されないまま終わってしまいました。どう結論付けるかは観賞した人次第、というスタイルは邦画ではよく見かけるものですが、アメリカ映...この感想を読む
3.53.5