夢の中への評価
夢の中への感想
青春をこじらせたアナタに捧げる 永遠の夢の中へ
2005年公開の日本映画 園子温監督売れない劇団俳優の主人公とその恋人と友人たちが、群がっている。主人公は奇妙な夢と現実の間でもがきながら新しい道を模索する。これは青春をこじらせた人には。楽しい映画だろう。群がって夢を語るのが許されて、個人の自由だと夢を捨てられない人には楽しくて、惨い物を見せつけられるだろう。人間に与えられた時間は限りがあって、人生のどの時点で何をするのかとボタンを掛け間違ったら、果てしなく不具合を感じるだろう。夢や、目的が無いと人は生きてゆけないが、夢の中で生きてしまったら、周りとはすれ違う。夢をこじらせると、周りが理解してくれないからと、周りを自分に当てはめようとする。当然周囲はアナタの夢に答えてくれるわけは無く、パズルの穴に収まらない。