THE レイプマンの評価
THE レイプマンについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に漫画を読んだレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
THE レイプマンの感想
昭和のタブー漫画、しかし意外と人情系
タイトルはあからさまだが問題シーンは意外に少ないこの作品は人権団体によって連載を止めざるを得なかったほどの作品なので、そのタイトル通り、と言わざるを得ない。一見ヒーローものの様な名称だが、クライアントの依頼を受けて(大義名分上は正義の鉄槌のために)ターゲットの女性をレイプするというタイトルの印象通りの展開である。この作品は昭和時代、子供の目につくところにもこのレベルの作品があったという資料としては興味深い。昭和50年代には、書店でも子供が容易に手に取れるコーナーで普通に販売されていたため、問題になったのだろう。現在の成人向けの漫画としては、意外に問題描写は少ない。一話完結型の作品だが、一話30ページほどの作品で、レイプシーンは数ページほどであり、しかも大ゴマの多様で相手の女性が抗う間もなくことが済んでしまう。作中、クライアントの事情やターゲットの周辺の問題などを掘り下げた、レイプとは無関係...この感想を読む