卍(まんじ)のあらすじ/作品解説

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卍(まんじ)のあらすじ・作品解説

「卍(まんじ)」は1983年公開の日本映画である。監督は「純」「眠れる美女」などの横山博人、主演キャストは樋口加奈子、高瀬春奈、原田芳雄他。原作は1928年に発表された谷崎純一郎の小説「卍」であり、日本映画としては1964年に若尾文子、岸田今日子のキャストで初作品化されている。その後も1988年、2006年にも同名で映画化。原作の時代設定から、1983年の設定にされ、主人公達の状況や境遇も現代的にアレンジされている。ストーリーは、光子はワガママで小悪魔的な魅力をもつOL。ある日光子は刑事の妻である園子が万引きをしている現場を目撃してしまう。弱みを握られた園子は光子の言いなりになるのだが、それは次第に二人の関係を愛と欲望の絡む同性愛へと変化させてゆく。やがて光子は園子の夫の前にも現れるようになり、夫を巻き込んだ三人の男女の奇妙な関係は複雑な卍のように絡んで行く…。濃厚で刺激的な描写と、人間同士の関係性の深さと儚さ、実力派名優達の演技が見応えある作品である。

卍(まんじ)の評価

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