新生 トイレの花子さんのあらすじ・作品解説
1998年に公開された、学校にまつわる怪談”トイレの花子さん”を描いた日本のホラー映画。監督は「20世紀少年」「SPEC」シリーズの堤幸彦。脚本は「女優霊」「リング」(いずれも脚本)の高橋洋。主題歌はaikoの「あした」。思春期を描く学園ものとしても秀逸な作品である。 倉橋里美は、仲良しの香苗や幼なじみの浩輔とともに希望の高校に合格するが、そこはかつて姉が行方不明となった高校で、現場となった旧校舎は建て替えられたが校舎裏には古く小さな社があり、事件を知る教師浅岡も在任している。また姉の失踪にまつわる”トイレの花子さん”伝説は継続しており、新学期早々、人気のないトイレの鏡に旧校舎のトイレが映り、里美は気を失ってしまうが…。 里美を前田愛、その父母を小倉一郎、山口美也子、姉を須山彩、カギを握る鹿島玲子を高島礼子、浅岡を荻島真一が演じている。生徒を浜丘麻矢、笠原秀幸、野村佑香、水谷妃里など、教師を長野博(V6)、有吉弘行/森脇和成(猿岩石として)など、養護教諭をふせえりが演じている。
