ピノキオの感想一覧
映画「ピノキオ」についての感想が5件掲載中です。実際に映画を観たレビュアーによる、独自の解釈や深い考察の加わった長文レビューを読んで、作品についての新たな発見や見解を見い出してみてはいかがでしょうか。なお、内容のネタバレや結末が含まれる感想もございますのでご注意ください。
幼い子どもにピノキオが教えてくれる大事なこと。。
子どもたちにピノキオが教えてくれること。ピノキオといえばディズニー映画の代表的な作品です。小さな人形の男の子が後に本当の人間の男の子に変わるというおとぎ話です。誰もが幼い頃、絵本などでも読んだことがあるのではないでしょうか。私が幼稚園の頃は、母親が良くピノキオの絵本を読み聞かせてくれました。とても良く覚えています。小学生になると、学校の図書室にピノキオの本があったのを覚えています。どこの図書室にもきっと置かれていたのではないでしょうか。ピノキオの話の中には、おとぎ話なのに何処か心の奥で信じてしまっている自分がいました。幼いながら、ウソをつくと鼻が伸びてしまう、誘惑に負けてはいけない、、ロバにされてしまう、、などピノキオの世界で起こっていることが実際に自分に起きてしまったらどうしよう、、と考えていました。ピノキオの世界を信じきっていた幼い頃の私は、人形から人間になったピノキオが本当に存在...この感想を読む
トラウマにもなる!
昔見た時にはとにかく怖いという印象。ディズニーランドにあるピノキオのアトラクションにも中学生になるくらいまでは乗れなくなるくらいでした。大人になって改めて見てみると、純粋無垢で善も悪も区別のついていないピノキオが様々なことに巻き込まれながら善と悪を学んで人間になっていくお話だなと思います。ただやはりサーカスのおじさんやモンストロは今見てもなんだか怖い…必死に逃げて厳しいけど心優しいゼペットじぃさんの元に帰りたいと心の底から思っているであろうあのタイミングでもう化け物のようなモンストロに飲み込まれるなんて悪い事は重なるとしか思えないしあれはやはり子供の心を折るよなーと思います。それ以外でも子供の喫煙や飲酒の描かれているので、作品発売当時だから許されているシーンだと思います。現在では映画から喫煙シーンをとらなければR指定に、なんて動きもあるくらいですからね。昔見たときは自分も子供だったから...この感想を読む
ちょっと毒があるけど愛のある物語
日本とアメリカが戦争をしていた1940年に、こんなにクオリティの高いアニメがアニメで作られていたんだと思うと、やっぱりアメリカはエンターテイメントの国であり、規模が違うと実感させられる。ディズニーのアニメが、まさにそれを物語っていますがピノキオもその一つで、映像も音楽も全くと言っていいほど退屈しない楽しいアニメだった。ピノキオはゼペットじいさんの願いによって命を与えられるものの、世間については全くと言っていいほど無知で、善悪の判断も出来ない。その純粋で無知であるがゆえに騙されたり利用させられたりする。そういう様子は本当に子供らしい姿なのだが、この映画はかわいらしい絵柄でありながら毒があって、恐い部分がある。ピノキオが嘘をつくと鼻がどんどん伸びていく、勉強嫌いで怠け者の子供たちは好き勝手にやっているとロバになって、ロバとして売り飛ばされてしまう。今となっては笑い話として済むのだが、最初観た時...この感想を読む
意外と見た人は少ない?
この映画の主題歌『星に願いを』は、この映画を見たことのない人でも聞いたことのあるくらいの、超有名曲ですよね。とっても可愛らしくて素敵な曲です。この曲や、ピノキオのキャラクターを知っていても、実際に映画を見たことがあるという人は意外に少なかったりするかもしれませんね。実際に私の周りでは、『あ~、鼻が伸びるんでしょ?』とか『最後は知ってる』という人がほとんどで、あまりしっかりと見たことがある人って少ないのかな…という印象ですね。このピノキオの映画、ピノキオももちろん可愛くて仕方ないのですが、それ以上にピノキオの周りの登場人物が素敵なんです!これは是非映画を実際にみて、感じて欲しいところです!誰にでも愛されるピノキオを是非ご鑑賞下さい♪
嘘をついてはいけない!☆
よく、子供の頃に“嘘をつくとピノキオみたいに鼻がのびちゃうよー!”と言われた事を思い出します。その他にも、この映画は、遊んでばかりいて、紙たばこを吸っている子供がロバになってしまったり、知らない人の上手い話についていってしまったピノキオが、商売に使われ連れ去られそうになったり、何気に教訓めいた出来事がたくさん起こり、ちょっと怖い部分もあります。そんな沢山の事件から、ピノキオの成長と、そして本来の性格である優しく誠実で、何よりも自分の生みの親であるゼペットを大切に思い、そしてゼペットやフィガロ、クレオもまたピノキオを愛している関係図がとても見ていて幸せな気持ちになります♪ 沢山の事を教えてくれる素敵な映画です☆ 1940年代のものとは思えないクオリティーの高さです!!