愛くるしいわんぱくベベール
わんぱくシリーズ物の第2作まだテレビがモノクロだったあの頃…。古き良き時代のフランスで誕生したイヴ・ローベル監督による1962年製作の名作映画「わんぱく旋風」。 この作品には、前作品である1961年製作の「わんぱく戦争」があるのはご存知だろうか。 「わんぱく旋風」といえば、主人公の男の子ベベールを演じているアントワーヌ・ラルチーグのまん丸としたお目目にきょとんとした表情がどこか愛らしくとてもキュートだ。そんな彼は、前作の「わんぱく戦争」でも同様準主役のジュビス坊やことプチ・ジュビスを演じている。実はこのプチ・ジュビスという役名は、当時のフランスで前作の「わんぱく戦争」が人気を呼んだこともありアントワーヌ・ラルチーグが芸名として使用し続編「わんぱく旋風」に主役で再登場したという裏話もある。 戦争ごっこからスラップスティック・コメディへ前作の「わんぱく戦争」では、舞台となる南仏のジュビス坊やを含め...この感想を読む
3.73.7
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